人気の働き方「内視鏡室」 次に目指すキャリアとは?

次に目指すキャリアとは?

もし、現在看護師として働いていて内視鏡室勤務の場合、次のキャリアや将来の事を考えて準備してみましょう。他の看護師と違って専門性が高い内視鏡室の看護師ですが、がん検診やポリープ、胃や腸などの問題で将来的にも非常に重要視される職種です。市場としてのニーズも高まっているため、昇給や転職にも役立つ資格取得も検討しましょう。

消化器内視鏡技師の資格を取得するためには、実務経験が2年以上なくてはなりません。そのため看護師だからといって内視鏡室での勤務経験がないと取得できないのです。今現在資格がとれなくても配属先が内視鏡室だった場合は、この資格を目指す価値があります。もちろん、条件は6項目ほどありますので実務経験があっても試験に合格するためには他の基準も満たしていなければなりません。例えば、指定された学会や勉強会の参加が義務付けられていたり、認定試験も受ける必要があります。看護師の仕事をしながら資格取得をするのは難しいと考える看護師もいるようです。そのため、内視鏡室に配属されてその後のキャリアを考える際にはしっかりと計画をたてて資格を取得できるようにあらかじめ準備が必要です。

消化器内視鏡技師は、看護師や臨床工学士が取得できる認定資格です。内視鏡センターと呼ばれる専門の医療機関などでは内視鏡を使う手術や検査を行いチーム制で勤務しています。一般の看護師とは違った仕事に感じるかもしれませんが、より専門性の高いスペシャリストを目指すなら内視鏡室の看護師はおすすめです。